ドゥカティの純正アクセサリーの選び方

純正アクセサリーとは

純正アクセサリーってどんなもの?

ドゥカティの純正アクセサリーと聞いて、どんなものを思い浮かべるでしょうか。
タンクキャップ、バーエンド、エグゾースト、ホイール、パニアケース…。どれもドゥカティというバイクの魅力をさらに引き立たせる存在です。

これらのパーツはすべて、ドゥカティ・スタイル・センターが手がけたデザインで、テルミニョーニやアクラポヴィッチといった一流ブランドと共同で製造されています。見た目の調和や乗り味との相性が計算されており、完成された車体に自然に馴染むよう作られているのです。

純正という言葉が意味するのは、単なるメーカー品というだけではありません。そこには「そのバイクにふさわしい」という美意識と機能性が込められているのです。

惹かれる理由がきっとある

例えば、ビレットアルミのバーエンドやタンクキャップは、控えめながらも存在感があり、質感そのものがバイクの格を引き上げてくれるように感じられます。目立ちすぎないのに、ふと目に入ったときに「やっぱり良いな」と思わせる。そういったパーツが多いのも純正アクセサリーの魅力です。

もっと走りを楽しみたいと思うなら、レーシングエグゾーストに惹かれるかもしれません。テルミニョーニやアクラポヴィッチの音と鼓動感が混じった存在感は、まさに感覚に訴えかけるものがあります。マグネシウムホイールの軽やかさも、走り出した瞬間に違いを感じられるはずです。

ツーリング用途で考えているなら、セミリジッドのサイドパニアやトップケースのような実用的なパーツも揃っています。荷物を積んでもシルエットを崩さない設計には、ドゥカティらしい配慮が感じられるのです。

そしてどのパーツにも共通しているのが、機能だけでなく「乗りたい」と思わせる感覚へのこだわりです。スペックや数値では測れない、心を動かす要素がそこにあります。

購入先を探すのも楽しみのひとつ

純正アクセサリーを探すなら、まずはドゥカティ公式のアクセサリーページを覗いてみるのがおすすめです。モデルや年式から対応するパーツを検索できるようになっており、写真や仕様を見ながら選んでいると、自然と「これをつけたらどうなるだろう」と想像が膨らんできます。

そのほかにも、DUCATISMやユーロネットダイレクトといった専門ショップで探すという方法もあります。イタリア本国仕様や、国内では見かけないようなパーツに出会えることもあるので、眺めているだけでも気持ちが高まるものです。

どんなパーツが欲しいのか、ではなく、どんな気持ちにさせられたのか。そういう選び方をしていくと、ドゥカティの純正アクセサリーはさらに魅力的に見えてきます。思わず惹かれたなら、その感覚を信じて選んでみるのがいちばんなのかもしれません。