ドゥカティの魅力を徹底解説します
MotoGPで連覇を目指す
2022シーズンのMotoGPの成績
ドゥカティ・レノボ・チームは、2003年からMotoGPに参戦しています。
トップレーサーを獲得すると同時に、デゥカティが持つパワフルなエンジンと強靭な足回りを生かして成績を順調に伸ばし、ついに2007年には初めてのチャンピオンを獲っています。
そして2021年には、コンストラクターズと十にチームチャンピオンとして2冠を達成しています。
2022シーズンも好調で、特にフランセスコ・バニャイアの活躍が目覚ましく、2勝を一人で挙げています。
彼は、その2勝も含めて合計で10回の表彰台入りを果たしています。
シーズンを通して好調は続き、ついに年間チャンピオンとして君臨するまでになりました。
彼の活躍が大きく、チームはコンストラクターズとのチームチャンピオンを獲っています。
これで三冠を達成し、チーム発足以来2回目の快挙を成し遂げています。
圧倒的な力を見せつけたドゥカティ・レノボチームは、チャンピオンとして防衛する側に回りました。
決して守りに入ることなくマシンのセッティングやコースの攻め方などは、いつもポジティブなもので勝ちを取りに行っているのがはっきりと分かるレースの連続でした。
しかも、最初からかなりの勢いで飛ばしていきました。
実際にカタールGPは第1戦でしたが、いきなり優勝を獲ってしまいます。
その後も異なるライダーが次々と優勝、表彰台という好成績を連続して収めていきます。
シーズンが終わってみれば、まさにドゥカティ・レノボの圧勝という形に終わりました。
2023シーズンのドゥカティ・レノボ・チームの体制
2023年のチーム体制が発表され、チャンピオン防衛を続けるための盤石のチーム作りの内容が明らかになっています。
チームのエースであるバニャイアは、チャンピオンナンバーである「1」を新たに付けることになります。
そして、チームメイトとなるエネア・バスティアーニが、ドゥカティワークスのメンバーとなり、ジャック・ミラーの代わりに走ることが決まっています。
エネアはすでにMotoGPで優勝を4回以上していて、実績もありさらに強化されたチーム作りに貢献します。
テストライダーにはミケーレ・ピロが引き続き起用され、マシンのセッティングを確定するために重要な働きを演じます。
マシンは2023年に合わせて、デスモセディチGP23をベースにしたものとなります。
レッドメインのデザインは変わることがありませんが、2023年からモンスターエナジーがスポンサーとなっていますので、新たにブランドロゴが入ることになります。
マシンのセッティングやパーツ構成はテストなどを重ねて最終調整されていき、前年を上回るパワーと安定性をもたらすバイクに仕上げていくことになります。